茶室

茶室の建築工事も8月までの完成を目指して工事が着々と進めれています。
茶室と言うことで、最近の住宅ではなかなか使うことが無い、材料や職人さんの
手業を随所に見ることが出来ます。

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屋根は銅の板が使われる、銅板葺。
今は金色に輝いていますが、しばらくすると銅の錆である「緑錆」が表面に出てきます。
その緑錆に覆われた、くすんだ風合いが侘び寂びを感じさせる独特の雰囲気を醸し出します。
この風合いを早く出すために、醤油を塗るなどの処理をする事もあるそうです。
最近の建築では、汚さない、変わらない事が良しとされますが、日本人の根底にある
美しさの感覚は「侘び寂び」。
時を経て変化して行く有り様に美しさを見出して行くという日本人特有の感覚は
とても素晴らしいものだと思いますし、これからの住宅に取り入れて行くべき感覚だと、
この様な純粋な日本建築に触れてあらためて思いました。

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回廊の天井仕上げの桟見せ天井(三味線天井)、天井に横向きに這わせられた
横桟が見える事と、その姿が三味線の弦の様に見える為、そのような名前と
なっているそうです。
この仕上げも非常に難しく、棟木、母屋、垂木と本来隠れてしまう部分が、全て化粧のあらわしの仕上げとなります。当然この様な加工は機械で加工する事が出来ないので、大工さんの高い技術に
よる手仕事で仕上げられています。

島田








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